ナースを見て思ったこと

大学病院の看護師さん

一年ほど前、私は婦人科系の病気で某大学病院に入院しました。

 

通院中など、看護士さん、医師の印象はあまり良いものではなかったのですが、入院時の病棟の看護士さんは皆さん親切で優しくて心に残っています。

 

病棟が産婦人科であったこともあり、看護士さんは皆さん若い方なのに助産師の資格をお持ちでした。

 

私はどうしても婦人科の診察が苦手で拒否反応を示してしまい大変な患者だったと思いますが、いつも隣に付き添ってくれて背中を擦ってくれたり、病室でも大変親身に気にかけてくださいました。

 

大学病院というと、大病院でテレビなどのイメージでは冷たく事務的なのかと思っていましたが、それは私の思い違いだったということを実感しました。

 

逆に、一般の病院の方が横柄な感じの方がいる場合もありますね。

 

その中で一番親切に…というか、私の担当になってくれた看護士さんは20代後半位の方でしたが、その方は私が辛い時に一番近くで慰め、支えてくれました。一番辛い時には、涙まで流して私の背中を擦ってくれました。その存在感は、私にとっては家族以上のものでした。多分、違う病院に入院していたら今のようにポジティブな自分はいないのではないか…と思います。

 

退院の時には、感謝の気持ちでいっぱいで、涙を流して数人の看護士さんと抱き合ってしまいました。

 

今後も定期的にその病院にはお世話になると思いますが、あのような素晴らしい看護士さん、看護方針を持つ病院は、今まで出会ったことがありません。

 

 

2人の看護師さんの思い出

 

2人の看護師さんにまつわる思い出です。

 

若い頃、私がうつ病で精神科に入院していた時のことです。祖母がおやつに持ってきてくれたピーナッツの入った袋を、ベッド脇のテーブルに置いていたのですが、私が部屋を出ている間に、中のピーナッツがかなり減っていました。

 

同室の患者さんに聞いてみたところ、「自分はピーナッツ嫌いだから食べない」と言っていたのですが、その口が明らかにピーナッツ臭い。この人が食べたとしか思えません。

 

そのことを若い男性の看護師さんに言ったのですが、「気のせいだって」と一蹴されました。精神科ですから、統合失調症などによくある妄想か何かだと思ったのかも知れません。似たような訴えが毎日続いていて、もう飽き飽きだったのかも知れません。

 

ですが、その時の私にとっては、ピーナッツを人に食べられたことよりも、看護師さんが「気のせい」と言って取り合ってくれなかったことが、とてもつらく感じられました。ないがしろにされた気持ちになったのです。

 

私は悲しくなって泣いてしまいました。すると、一連の会話を聞いていた年輩の女性の看護師さんが、割って入ってくれました。「本人がそう言ってるのに、どうして否定するの」といったことを、若い看護師さんに言っていたように思います。

 

そして、年輩の看護師さんは、泣いている私の背中をなでてくれました。あまり言葉を交わしたことのない看護師さんでしたが、とても救われた気持ちになりました。精神科で働く看護師さんは、保健師資格も持っている人の方がいいのかと感じました。企業でも行政でもメンタルヘルスに従事するのは保健師だからです。産業保健師の求人募集を偶然みつけ、あの年配の看護師さんは産業保健師でもやっていけるのだろうなと思います。